2023.02.27

Writer:
まえかわ

ChatGPT知ってますか?

皆さんはChatGPT知ってますか?

ITの情報を拾っている方なら聞いたことがあるかもしれませんが、
論文を書くのに文章考えさせたり、
調べものをさせたりするなんて話題もあり、
ちょっと問題視する観点も含めて話題になったAIチャットサービスです。

農業や音響解析のIOTを進めているので
データサイエンス的なAIの活用には興味があるのですが、
文章作成や受け答えの面でのAIには正直興味ありませんでした。

今回ネタ作り兼ねてちょっと触れてみようと思って調べてみました。
サイトのサービス利用には登録が必要ですが無料で使えます。
メニューなどは英語ですが、設定なしで日本語に対応しています。

早速、色々質問を入れて遊んでみると、
正に画面の向こうで人がキーボードをたたいているかの様に
パラパラと文字が出力されていき表示されます。
出てきた文章としては、機械翻訳の様な”違和感”も少なく、
パット見、ちゃんとした文章に見えます。

ココカラ——————————
Q:日本で農業IOTの浸透しない原因はなんでしょうか?

A:日本で農業IOTの浸透が進まない原因は複数ありますが、
主な要因としては以下のようなものが挙げられます。
1 高コスト:
 農業IOTの導入には高額な費用がかかるため、
 多くの農家が手が届かないと感じています。
2 技術的な課題:
 農業IOTは、農家が専門的な知識を持たなければ
 導入・管理が難しいため、技術的な課題があります。
3 農業の伝統的な手法へのこだわり:
 農業は伝統的な手法が根付いているため、
 新しい技術に対しては保守的な姿勢をとる傾向があります。
4 小規模経営の農家が多い:
 日本の農家の多くが小規模経営であるため、
 農業IOTの導入にはリソースが不足している場合があります。

これらの問題を解決するために、政府や企業が農業IOTの普及を促進するための取り組みを進めています。
ココマデ——————————

凄い。まぁ現場で感じる問題とほぼ合致してます。
ネット上のマスデータの解析からの受け答えでしょうけど、中々です。
AI様にもう一つ質問してみますか。

ココカラ——————————
Q:プログラマーという仕事はAIが進化した将来、無くなるのでしょうか?

A:プログラマーという仕事がAIによって
完全に置き換えられる可能性は低いと考えられています。
これは、AIはまだ限定的なタスクにしか対応できず、
複雑な問題に対処する能力が制限されているためです。

また、AI自体を開発するためには、
高度なプログラミングスキルが必要であることや、
AIによって生み出されるアプリケーションやサービスを
設計・開発するためにもプログラマーが必要であることなどから、
プログラマーという職業自体が完全になくなる可能性は
低いとされています。

ただし、AIによってプログラマーの業務が変化することや、
新たなスキルや知識が必要となる可能性があります。
プログラマーとして働く上で、常に最新技術やトレンドに
敏感であることが求められることは変わりません。
ココマデ——————————

まぁ日経コンピューターに載る賢い人が語る
記事の様な模範解答ですが、
全然違和感ない文章をちゃんと出力するところに驚きました。
「AIが進化すればあなたたちは要りません」と言うと、
AIさんの存在自体を消されるので言わないだけじゃないの??
と、既にAIの受け答えに人格の存在を感じてしまう自分が居るのでした。

総じて体験してみて、中々すごいですが、以下警鐘鳴らす方もいます。
・ネットの情報などを活用した応答なので、
 質問に対する回答が必ずしも正しい保証は無く、
 出展元の存在や文章内容の正しさは、
 それを使う人が自分でちゃんと裏付けを調べておく必要がある。

実際に大学での論文やレポートにchatGPTを禁ずる話も見たことありますが、
文面だけでは教授側も判断できませんよね。
技術の進歩に関わる人はより賢くなりますが、
より便利で簡単な技術を無思考に利用し過ぎる人は…
なんて少し怖い話も想像してしまいました。

論文などへの利用は、
使い方を考えて出力される内容を自分でも裏取りや補完したりすれば
活用するのは有りなんじゃ?と思います。
”文章作成支援”としてはもう国語嫌いな人間は超えているな・・・
と実感した体験でした。

ChatGPTの使い方・説明のサイト
https://www.gizmodo.jp/2023/02/chat-gpt-openai-ai-finance-ai-everything-we-know.html#4

ChatGPT
https://chat.openai.com/chat