2021.01.12

Writer:
SIM

いろいろ色

ブラックだホワイトだと書いた前回に引き続き、色の話をいくつか

2021年の色
毎年年末、「来年のトレンド色」を発表している米パントン社によると、2021年 の色は「明るい灰色+淡い黄色」の組み合わせになるようです。灰色が安定や落 ち着き、黄色が明るさや暖かさを表現。2色で、不確実な状況を乗り越える、活 気や勇気を与えてくれる色とかなんとか。
正月休み、社内サイトを灰色+黄色に模様替えしようかと試したんですが、あえ なく失敗。自分にデザインセンスの無さを痛感させる色となりましたw

アメリカの赤と青
昨年後半、米大統領選があり、赤と青の対立を示すニュースが多くありました。 一般的に、フランス革命や共産主義など変革を求める色が赤、保守派は緑や青と いうイメージがあると思うのですが、米国では富裕層・保守と言われる共和党が 赤、貧困層・リベラルの民主党が青に。
なぜ?と調べると、赤青の色分けは割と最近の2000年からだそうで、それまで報 道によりその都度違っていた色分けを、子ブッシュさんvsゴアさんの戦い長期化 で、視聴者が進捗を誤解しないよう、当時のマスコミが「共和党(Republicans) はRから始まるのでRed」というメリケンジョーク?的な理由で決めた色分けで統 一したものがそのまま根付いたようです。
なお、トランプさんの登場で共和党=労働者・戦う人、民主党=お金を持った知 識層っと、支持層が逆転。色のねじれ?が解消してきているようですね。

・今年こそ五輪の旗
五輪旗といえば、五大陸・五大州を示す青・黄・黒・緑・赤のリングが、世界を 示すWの形に並べられたものですが、調べるとどの色がどの大陸という決まりは ないようです。
ただググると、五輪が欧州起源であることを踏まえ、欧州中心に見える地図にあ てはめ「青=アメリカ、黄=アフリカ、黒=ヨーロッパ、緑=オセアニア(オー ストラリア)、赤=アジア」と解説しているページが散見されます。
そう言われて、さらにこじつけで考えるとw 五輪旗が発表されたのが1914年 (正式決定1920年)、嘉納治五郎さんがアジア初のIOC委員になったのが1909年。 大きな声では言えませんがw 赤い丸が右端になっているのは嘉納さんの影響も 少しはある?なんて、最近になって大河ドラマ「いだてん」を見ている自分は、 ちょっと嬉しくなりました。