2020.09.28

Writer:
SIM

差別、区別…

米国で「BLM : BLACK LIVES MATTER」(黒人の命は大切だ)運動
が拡大しているようですね。なかなか重たい話になりそうな話題
ですが、極力軽く。

「女性だから重いものは持てないだろう」
「日本人だから背が低く近眼で潔癖症」
「黒人だからラップが上手だろう」
「ロシア人だからお酒に強いだろう」

概してそういう傾向が多いように思うのですが、それで決めつけ
ると差別でしょうか。
とどのつまり、○○ハラスメントと同じで、受け手がどう感じる
かが全てで、セーフとアウトの明確な境界線はなし。ちゃんと
相手を見て言葉を選びましょうといったところでしょうか?

そんなBLMの盛り上がりで、「PC : politically correct
(差別や偏見を排除した)」単語への置き換えの動きもまた再燃、
我々が使う技術用語にも見直しが行われています。

「マスター(master)」—>「leader」「primary」「primary」
         「host」「main」
「スレーブ(slave)」—>「follower」「replica」「standby」
         「client」「secondary」
「ホワイトリスト(whitelist)」—>「allowlist」「safelist」
         「approved list」 
「ブラックリスト(blacklist)」—>「denylist」「blocklist」
         「unapproved list」
「ホワイトハット」—>「ethical」(倫理的)
「ブラックハット」—>「unethical」(非倫理的)

「dummy value」—>「placeholder value」「sample value」

個人的には言葉狩りっぽくて苦手なんですが、使っている単語で
年代を感じさせるのも、ちょっと恥ずかしいので、気を付けて
いこうかと思っています。