2020.02.25

Writer:
おぢさんスキーヤー

スキーリフト

今年もまた雪不足でこれが普通なんだと思わなければやってられない昨今ですが、
やはりスキーシーズン真っ最中ということでスキーのネタを。

スキー場には無くてはならないリフトですが、リフトと聞いて思い浮かぶ姿は
チェアリフトという正式な呼び名のとおり、ぐるぐる回るケーブルから椅子が
ぶら下がっているものだと思います。
しかし今ではほとんど見られなくなりましたが、椅子の無いリフトもあるんです。
これはスキーを履いていることが前提で、雪の上を滑りながら坂の上に引っ張り上げて
もらうもので、以下のようなものがあります。

・ロープトウ
 低い位置に張られたケーブルに取っ手のような器具が固定されていて、
 それを腰の後ろにあててロープに捕まり引っ張ってもらいます。
 ロープだけのものもあったようですが私は見たことはありません。
 ポニーリフトという呼び名もあります。また英語ではrope towなので
 ロープトウなのですが、「ロープ塔」と表記していることもあります。

・T(J)バーリフト
 高い位置から吊られた搬器に引っ張ってもらいます。2人用のものがTバーリフトで
 搬器が逆T字型をしています。一人用がJバーリフトなのですがこちらはJ字とは
 言い難い形をしていますがそう呼ばれています。
 海外ではまだまだ一般的らしいのですが、急斜度や谷越えとなる場所には設置できない
 ことからチェアリフトに取って代わられてしまい、国内では絶滅危惧種です。
 実際、私も映像でしか見たことはありません。

もう少しスキーシーズンはありますから、昔の人は大変だったんだろうなと思いながら
快適なスキー&スノボを楽しんでみてください。