2019.05.27

Writer:
まえかわ

箱庭ゲームにハマる。

このところはまっているゲームが有ります。

元々、若い頃はパソコンでFPS、PS2でグランツーリスモなどの
レースゲームの2択のみという感じでしたが、
ここ最近、ハマっているゲームが出来ました。
それは「マインクラフト(MineCraft)」というゲームです。

https://www.minecraft.net/ja-jp/

マインクラフト、通称”マイクラ”は
あらゆるプラットホームで環境提供されている、
いわゆる箱庭ゲームです。
最初に息子から「これが欲しい、やってみたい」と言われたとき、
元々ロールプレイゲームが得意でない、好きでない私には、
(見た目の雰囲気から)そういうものだろうな、
つまらなそーだな、という印象を持ちました。

ところが、息子にゲーム用に貸しているiPad miniと
私のAndroid Tabにも入れればマルチで遊べるよ、
と言われ少し食指が湧きゲームそのものを調べてみると、

 ・ゲームレベル(モード)により目的(遊び方)が様々
   ・サバイバル、クリエイティブ
 ・クリエイティブはひたすら電子ブロック遊び。
  建物作ったり街を作ったりしてその中を歩き回れる。
 ・サバイバルは「敵」が居て、体力や空腹などのパラメーター、
  時間の概念があり、木を切り倒し、石を切り出し、道具を作り、
  洞窟を探したりしながら「生活」するゲーム。
  緩い目的はあるものの、そもそも何をしていても良い。

という事が分かってきました。

最初は息子の作った世界に私が接続して遊び、
一緒に小屋を作り、共に狩りをして、
馬を捕まえてきて未知の土地を冒険し、
見つけた洞窟で一緒に発掘作業をし、
更に便利な道具を作って次の洞窟を探しにいく・・・。

なんと、レゴの様なブロック絵の3D世界を舐めていましたが
すっかり「息子との電子世界での創造と冒険」にハマってしまいました。

とりあえず、息子が起動していないと続きが遊べませんが、
夜もあれを試したい、あそこの先は少し地図作っておきたい、
となったときにぱっとできないのが不満になってきました。
デジタル世界であれば、そもそも本業の範囲ですので
大人の本気モードで取り組みを始めます。

調べてみると、世の中には「クリエイティブモード」を中心に、
「サーバ環境」を提供しているサービスが有ることが分かりました。
更に、そのサーバアプリは公式があったり、亜種があったりと
環境も様々でそれも基本フリーで立てられそうな事も分かりました。
そうなるともう止まりません。
私はすっかり”デジタル冒険”にハマっていますので
サバイバルモードで遊べるサーバソフトを選択する必要があります。

古いノートPCを引っ張り出してきて、水槽の棚下に設置場所を確保し、
LinuxをCUIでインストール、必要なライブラリ類を拾い集めつつ、
公式版のサーバモジュールを実行する環境を構築。
モードをサバイバルにして、レベルはイージー、
将来の息子の友達との遊びサーバを想定し、接続数は15として
外部接続、サーバ公開の設定も済ませる。

設置した自宅サーバの冒険を息子と始めて、現在で丸1カ月経過した位ですが、
共に作った拠点(家)4つ、それぞれ個別に冒険して建てた拠点3つ、
発掘に入った洞窟4つ、見つけた遺跡1つ。
息子も私も別々の時間でも、それぞれ同じ世界で冒険の続きをしており、
何か発見した際には「あれ、あそこにあったよ。取ったの拠点に保存したよ」
とお互い”冒険報告”に花咲きます。
で、お休みの日は1,2時間一緒にデジタル世界で冒険します。

ネット使って調べればすぐわかる事ではありますが、
息子がマイクラ攻略本を何冊か買って熟読して博士みたいになっているので
分からないことは息子くんに聞くようにしています。
自慢げに、得意げに教えてくれる事で、情報を掘り下げる探求心、
モチベ、自尊心、自信などにも繋がれば、とも思います。
作った世界の地図(踏破したエリア)はまだ10分の1にも満たないはず。
今後は、参加するお友達も(親御さんの了解とりつつ)少しずつ増やしながら
電子世界の冒険をさらに楽しむ所存です。

殺伐としたFPS(戦争ものやゾンビ倒し、要は銃器でのドンパチゲーム)や
リアルでは出来ない車のレース・・・・
それしか興味なかったし、しなかった自分のゲーム趣味に
あまりに強烈にハマる「箱庭ゲーム」に驚愕しております。

時間を忘れてやってしまう危険はありますが、
スマホ、タブレット版なら
イマドキ、買い切り800円でとことん遊べるゲーム、
かなりおすすめです。