2016.04.25
最近意識している言葉
『足るを知る者は富む』という言葉をご存知でしょうか?
老子の言葉で、意味は下記の通りです。
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【意味】足るを知る者は富むとは、満足することを知っている者は、
たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。
出典:故事ことわざ辞典
http://kotowaza-allguide.com/ta/tarushirumonotomu.html
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自分にないものを求めると際限なくいろんなものを
欲してしまい満足できなくなってしまうという説明があり、
最初は足らないものを求めることや得ることが
富を得て豊かになってよいのではのでは?と思いました。
ですが、自分自身に当てはめてみると、
気分が落ち込んでいるときやマイナスのことを考えているときなどは、
自分にできないことや足りないものを探しては
他人をうらやんだり、不満に感じてしまったりすることが多々あるなと気づきまし
た。
そんなときに自分のしてきたことやできること『足る』を見つめなおすと、
「こんなことをしてきたじゃないか」、「あのときはうまくいった」など
体験してきたことが湧いてきて自然と気持ちが楽になりました。
自分の外側に新しいことを求め獲得しにいくことは良いことだと思います。
ただそれだけでなく、自分に足りているものを思い自分の内側を見ることで、
心豊かに生きることができる。そんな言葉だなと感じました。