2025.09.01
バケツ稲
5月に朝会でスタート報告したバケツ稲のその後です。
嬉々として土づくり、種まき、植替えをしたダンナと娘はその後、稀に気が向いた時だけ観察。日々の水の管理や観察は結果的にほぼ私が継続して行ってきました。(かなり想定通り)
今年は6月から猛暑なので、1日2回は状況を確認しつつ必要なら水を追加する日々。これで枯らさずに夏のピークを越せるのか?!当初は不安でしたが、ここまで来れたので水については大丈夫そう、です。
とは言っても毎日の水管理は決して大変だけではなくて、バケツの中の意外と澄んだ水を眺めながら田圃に想いを馳せるひとときは、案外良いものでした。子供時代にはもっと田圃が身近だったなぁ...オタマジャクシや蛙もいるといいなぁ...昔の田圃の記憶、現在の田圃や農家さんへの気持ち、田圃にまつわる思い出、などなどが湧き上がってきます。
中干し、という作業があることは始めて知りました。簡単にいうと、バケツの水を抜き、土を乾燥させることで、根の成長を促し、土壌中の酸素供給を改善するというものです。こちらも暑さとの兼合いで、留守中などに干し過ぎ状態に陥らないことを願いながら、土の状態を普段以上にチェック。効果的に行えたかどうかは分かりませんが、中干し期間も無事終えることが出来ました。
8月上旬、中干しの頃から少しだけ気になっていた葉先の枯れが何だか他の部分にも増えたように感じ、暑さにやられたか?!などと一瞬焦りましたが、よく見ると一部の葉の先端から穗が顔を出していました!これはとても嬉しい瞬間でした。葉が枯れていくのは穗を実らせるために栄養を使うことによる正常な過程と分かり、一安心です。
住宅地の中なので田圃ほどの陽当たりの場所確保はとても無理な中、生育状態はどうなのか?というのも当初から気になっていました。今のところは問題ない範囲ですくすくと育ってきたように見えますが、成果が分かるのは収穫の頃なのでしょうかね...
現在はスズメ対策の模索中?です。