2016.08.15

Writer:
まえかわ

社内水族館

6月の某日、会社に水槽を設置しました。
大昔に企画が挙がった際に、社長が自宅に余っていた水槽を持ってきてくれていたのですが、そのまま企画倒れして数年が経ちました。

昨年より私と社外の方で立ち上げたIOT勉強会の方で、監視装置を作ろう!という企画があり、その監視対象に水槽が使えるんじゃないか?という事で再度水槽設置の流れとなりました。

古い&水を入れず数年放置した水槽ですので、ガラス継ぎ目のシリコンの劣化を考慮し、シリコンの追加打ち直しをしました。
その後、機器の洗浄と点検を行い、土を入れてレイアウト石を入れて水草を入れました。
水を張った状態で約1週間ろ過を回します。

意外と知らない人も多いのですが、水槽ろ過というのは、物理的なごみ取りの他、常在菌を使った生物ろ過(生体にとって毒となるアンモニア等の分解)を行います。
カルキ抜きしただけの”綺麗な”水道水では、最初はろ過に役立つ菌が居ません。
それらの定着等を促す意味でも、しばらくは生体無しに水を回すのです。

いよいよ、生物は何を入れようかな?というところで、会社卓上の小さな水槽で飼育されていたKさんのお魚たちが移ってくる事になりました。

最初はレモンテトラ1匹、コリドラス2匹。
その後、Kさんの伝手で、自家繁殖で増えたというミナミヌマエビを10数匹頂き追加。
水槽飼育に燃えるKさんの計らいでさらにレモンテトラ2匹とネオンテトラ10匹が追加されました。

ずいぶんにぎやかな水槽になりました。

設置から2か月以上が経ち、エビやネオンテトラが少々★になった(亡くなった事をアクア屋は★になる、と言います)のですが、安定した今はみんな元気に泳いでいます。

コケ対策に陽の入る面はブラックスクリーンを貼るなど、日々進化しています。
とりあえず、設置の切っ掛けとなった”IOTの監視”はまだ行われていませんが、こちらも実現してまたネタに上げたいと思います。
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