2015.04.27
芸術に触れてみる
毎年恒例の人間ドック。
診察の待合室にはシャガールの絵がかけてあります。
いつも目には入っていましたがほとんど気にしていませんでした。
しかし今月前半、健診の場へ2回も足を運んでしまったのでその絵が妙に印象に残りました。
一見すると癒される雰囲気があるのですが、
よーく見ているとこわい印象・・というか「?」と感じるところが。
気になったのでシャガールについて少し調べてみました。
・ロシアでユダヤ人として生まれ、50歳の時にフランス国籍を取得する。
・第一次世界大戦、ロシア革命、ナチスによるユダヤ人への弾圧、
第二次世界大戦とういう過酷な時代を生き抜く。
・最愛の妻が病死後も絵には妻が度々登場する。
・幻想的な絵と言われがちであるものの
実際は視覚的体験のイメージ・・・らしい
など。
胃内視鏡検査を受けた後などはどんな名画があっても
気持ちがそれどころではないのですが、
多少なりとも画家について知ると、同じ絵でも違った印象が持てるはず。
来年、改めて確認したいと思います。