2023.07.10
心不全は治らない病気?
3月のブログの後編ということで、
心不全の原因になったと思われる不整脈(心房細動)の手術が6月に行われる予定でした。
カテーテルアブレーションという不整脈の原因となる信号発生源の心筋を高周波で焼く手術。
さて、入院はしましたが、術前に各種検査。
そのうちの経食道心エコー検査(※1)の結果、
なんと心臓内に大きな血栓ができていることが発覚。
急遽、手術は延期となってしまいました。
そして、手術の代わりに点滴と飲み薬での血栓の溶解治療に移行しました。
※1 経食道心エコー検査:口から胃カメラより大きいエコーのカメラを挿入して食道内で心臓のエコー検査をおこなう。
静脈麻酔注射で気を失ったいる間に検査は終了。胃カメラより断然楽ちん。
そもそも不整脈が起きるとなにがだめなのか?
不整脈で心臓に痙攣が起きて心房が正常に動かなくなり、血液の滞留が発生して心房内に血栓ができてしまう。
その血栓が頭に飛んで脳梗塞を引き起こす。
収縮ができないため血液を送るポンプの役割が出来なくなり心不全を引き起こす。
と、こんな感じです。
ということで、
退院はできましたが、もう暫くは定期的に検査を行い、血液の状況を観察しながら、
状況をみてまたまた、経食道心エコー検査を行い、心臓内の血栓が無くなったのを確認して、
再度、カテーテルアブレーション手術に挑む、という流れです。
まだ先かな?
さて、本ブログの題名である「心不全は治らない病気?」は、
一月に心不全で入院した時に真っ先に医師から説明を受けたことでした。
もう、一生付き合っていかなければならない病気なのか・・・
前回ブログで塩分と水分の食事制限について書きましたが、
あれから3か月ちょっと、大変でしたがなんとか頑張って続けて来れました。
看護師さんたちからは凄く褒められましたが、
他の患者さんたちはそれが守れずに直ぐに病院に舞い戻るとか(;´Д`)
手術が無事に終われば心不全は治るのではないか?
と、私は思ってしまうのですが、
やっぱりだめなのかな・・・(;´Д`)
食事制限が一生続くのかと思うと暗くなります・・・
だめもとで手術が無事に終わったときにお医者様に確認したいと思っています。
心不全顛末記、更に後半に続きそう。