2023.04.03

Writer:
じいじい

心不全顛末

今年の一月、心不全を起こして入院する事態になってしまいました。

昨年末から息苦しさを感じていたのですが、もともと喘息持ちだったので、
喘息の影響かなあ、ぐらいの気持ちで高をくくってほっといていました。
素人の浅はかさですね。
年末年始はいつもと同じ暴飲暴食を重ね、
年明けの最初の週末、いつもと違う息苦しさだけでなく体のむくみと重さを感じて、
この息苦しさはきっと食べ過ぎで太ってきたせいだ!と勝手に思い込み。(素人丸出し)
ウォーキングでもしてダイエットだ!と意を決して休日昼過ぎから家族でお出かけ。
羽田空港まで京急電車で行き、しばらく飛行機をながめて
そこで大井競馬場でのイベントの情報を聞いてモノレールで競馬場まで移動、
競走馬やイルミネーションをひとしきり鑑賞して、
帰りはウォーキングで自宅まで行こうと歩き始めました。
息苦しいのに無理をして歩いたせいか、大森あたりでさすがにもうヤバイ息苦しさ。
我慢できずバスに乗り替えて自宅まで戻りました。
その晩です。もう息苦しさが半端なく、どうしても一睡もできず朝まで。
これはおかしい、とやっと思い出して行きつけの病院へ直行。
診察の結果は「心不全」、即、救急で大森日赤に移動するはめに(;´Д`)
その日はレントゲン、心電図、心エコー、CTスキャンなどの検査はしましたが、
あいにくコロナで満床、入院はできず。
点滴と薬で息苦しさと心拍数を抑制してその日は帰宅し翌日入院となりました。

休日の馬鹿なウオーキングが心不全を悪化させたようです。(かなり危なかった)

入院中は食事の塩分制限と水分制限をしながら点滴と投薬治療を行って、
心臓と肺に溜まった水分の除去、心拍コントロール、最後はリハビリ。
結局、10日ちょっと入院となりました。
その中で一番辛かったのはカテーテルでの検査。
右足の付け根の動脈と左手首の動脈の2か所からカテーテルを心臓まで挿入してやる検査なのです。
まず検査の前に初めにやる作業がかなり恥ずかしい。
検査途中や検査後の動けない長時間の排尿処理をスムーズにするためのあんなことや、
カテーテルを入れる動脈付近の邪魔なものを除去するこんなことがあるのです。
若い看護師さんにやってもらうのですが、ここでは恥ずかしくてご想像にお任せして省略します。
その後、痛み止めの麻酔薬を動脈近辺一帯に塗り薬を塗布し、その後注射するのですが、
麻酔注射も1回じゃなくて何回も、動脈近辺にそれぞれ3回以上?
痛み止め注射が痛い!
動脈からカテーテルを挿入する時と血管を通過する何とも言えない感覚。
検査自体は1時間半くらい?でそんなに長時間ではないのですが、
その後、動脈の入り口からの出血が完全に止まるまでの時間は絶対安静です。
静脈とは違う動脈なので(;´Д`)

医学の力は凄いなあと関心はしましたが、
そんなこんなで、もう2度とカテーテルはやりたくない!と思った次第。

今後、心不全の原因だろう不整脈の手術が6月に待っているのですが、
それもカテーテルでの手術だそうで、かなり気が重い(´;ω;`)ウゥゥ

教訓
病気については素人考えは非常に危険、すぐに病院へ。

後編「心不全は治らない病気」に続く。