2021.07.05
自社IOT製品がいよいよ。
業務でIOT装置開発やそれらを取り巻くシステム開発等に関わって3年。
自社でも何かやろう、と言う事で1年半前に始まった「農業向けIOTサービス」。
プロトタイプ製品を約3か月で完成させ、そこから実際のフィールドで実証を重ねつつ、
興味を持たれる方へのPRや設置などを進めていました。
主に、ハウス農業で利用することを目的とした、
育成管理に必要な判断材料となる情報を可視化するとともに、
膨大な環境情報を蓄積することによって、
データ同士の比較や過去にさかのぼってデータを見たりできる製品とサービスです。
データの蓄積を重ねて、将来はデータを活かしたサービスの展開も考えています。
製品ハードウェアはセンサー部品の素子自体は仕入れになりますが、
筐体から電子基板、組込プログラムと組み立てに至るまでを自社一貫生産して
技術ノウハウを培っています。
いよいよ、製品としての安定が見れた今年、本格的な拡販に向けて動いていく予定です。
世の中の新コロナ騒動は移動などを伴う営業の動きには大変な足かせではありますが、
逆境に負けず、多くの利用対象の皆さんの目に留まる様、頑張っていきたいと思います。
会社ホームページのTOPからもリンクがありますが、ご紹介になります。
https://agri.mimamo-net.jp/index.html
気温、湿度、CO2、日射量、大気圧、飽差値 を計測して手元のスマホで遠隔確認できるほか、
アラームの設定によりある設定条件になると通知する仕組みもあります。
また、別の装置では下記を計測できるセンサーもあります。
土壌状態センサー:土壌湿度(水分量)、地温
吊下式2連センサー:上下段高さの違う場所の温湿度計測