2016.07.04
もうすぐ選挙!!
よく、職場などで「政治」「宗教」「野球」の話をするな!!と
言われるのですが、先日のイギリス国民投票が結構酷かったようで
ちょっと選挙のお話を。
投票前「離脱で移民問題は解消」「離脱のデメリットは小さい」
「むしろ離脱によるメリットは大きい」などと、素人の自分が
見ても、かなり楽観的で実現困難な公約を打ち出してきた
離脱派の皆さんですが
離脱派勝利が決まった直後から「そんなこと言ってない」
「それは間違い、そういう意味ではない」などなど
発言を撤回したり、修正したりと頑張っている模様。
また、離脱支持に投票した有権者にも
「投票はしたけど、まさか離脱派が勝利するとは」
「離脱派の公約を信じたのに、撤回するとは」
などと、後悔する人が出てくる始末。
そもそも離脱派の皆さん自体、自分たちが勝利するとは思って
おらず、適当に喋っていた?とか、勝つため国民を騙すつもり
だったのでは?などと疑いたくなります。
ただ、ネットで調べてみると、「選挙運動中の発言」や「公約」
「マニフェスト」「国民との契約」うんぬんは、あとになって
大幅変更しようが反故にしようが、詐欺罪などの刑事的責任は
問えないという見方が多く
また、普通、社会人の発言には道義的責任,社会的責任などが
付きまとうものですが、今回のような一回限りのお話や、
「後先知らない、ただ今を変えたい」とか
「一度で良いので議員になりたい」的な手合いには
なんら抑止にならないようです。
今回から18歳以上が有権者となり、高校などで
自分の考えに近い政党の選び方、候補者の選び方など
勉強しているというニュースを目にしますが
民主主義の元祖であるイギリスでも、こんな事が起きることを
考えると、もしかすると、候補者の人柄や,納得できる公約などで
選ぶだけでは不十分。○○党△△さんを大筋支持するが、
最近ちょっとパッとしないので、お灸をすえるために今回だけは
誰でも良いので別な党の人に!!なんてことも非常に危険w
過去に何をしてきて将来的に何を目指している、人なのか
所属団体なのか、色々、見極めて投票しないといけないのかな?
泡沫候補wが気になる自分としては、いろいろ悩ましいなぁっと
感じました。