2016.06.20
「ヒューマンエラー」は誰のせい?
@ITに面白いコラムが掲載されていましたのでご紹介します。
ヒューマンエラーの原因を分析すると個人の努力による改善では
効果に限界があるため、グループや環境の改善が必要というお話です。
(参照ページ)@IT「セキュリティ心理学」入門(5):「ヒューマンエラー」は
個人の責任ではない
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1605/24/news020.html
ミスをしたメンバーを叱る前にそのミスの裏側に過剰な仕事量や
タイトなスケジュール、騒音や頻繁な電話対応などの職場環境の問題がないか
一度、疑ってみたほうが良いかもしれません。
#もちろん、コーチングとして叱ることは重要なので必要であれば行うべきです。
本当に改善すべき問題の要因は個人の意識ではなく、まったく他のところにある
のかもしれません。
同シリーズでは人間の心理や傾向を基に昨今のセキュリティ問題について
解説されていますので他の記事も一読してみることをおすすめします。