2016.04.05
スキー場にて
スキーシーズンが終わってしまいました・・・。
1月中旬になってもオープン出来ないスキー場があったり、
その後も雪不足で滑れないコースがあったりと散々なシーズンでした。
そんなスキーですが、スキー場では滑っている時間は意外と短くてそれよりも
リフト乗車時間のほうが長かったりします。(個人差があります)
そんなリフト乗車中の楽しみというか暇つぶしが「動物の足跡を探す」ことです。
一番わかりやすいのがウサギの足跡で、左右そろった後ろ足となぜか
前後にズレている前足は他の動物にない特徴なので見つけやすいと思います。
他にもキツネ、イタチやその仲間、カモシカの足跡なども見られたりするので、
スキー、スノボに行ったときは探してみてください。
ところで雪の上の足跡といえば当然「穴」が開いているものですよね。
ですが一度だけ足の形に盛り上がっている足跡を見たことがあります。
最初は光の加減か目の錯覚かと思ったんですがいろいろ角度を変えてみても
確かに出っ張っています。その時は「不思議だな」で終わってしまったんですが、
その数日後たまたま見たNHKの紀行番組で種明かしをしてくれました。
サラサラの粉雪が積もったところ動物が来ると足で踏んだところだけ
雪が押しつぶされます。その後、風が吹くとサラサラの粉雪は吹き飛ばされて
しまい、踏まれて固くなった部分の雪だけが残り、盛り上がった足跡が
できるそうです。温度や雪の量、風の強さなど、いろんな条件が重なり合った
ときにだけ見られる現象だということで、あの頃カメラ付き携帯があったらなと
今でも残念に思っています。
おまけ:リフトはワイヤーに椅子がぶら下がっているもので車輪が付いている
わけでもないんですが、「乗車」という言葉を使います。
これはリフトやロープウェイが、ケーブルカーとひとくくりに
「索道」という乗り物に分類されているためらしいです。