2018.07.17

Writer:
3児の母

1本のナス

先日、帰宅してキッチンに向かうと、白い紙の上にナスが置いてあるのが見えました。
近づいてみると、A4の紙に書きなぐった字で大きく
「オレのナス」
そしてナスを手に取ると、なぜかナスの型取りまで描かれていことが分かり笑えました。
今年度は栽培委員になったと話していた次男に違いない。
学校で栽培した野菜を持ち帰れるらしい、とテンション高めに話していたっけ。

本人は最近楽しくなってきた自転車で遊びに行っている様子。
本当はもう帰宅すべき時間なのですが、外がまだ明るい季節なので仕方なし、、、

このナスはやっぱり、今日使うべきだよね、と判断し、
シンプルにナスだけで私が一番おいしいと思うナス炒めをイメージして調理開始。

調理中に次男が帰ってきて、リビングに来るなりすかさず
「オレのナス使った??あ、使ってるね」と確認。
そして、栽培委員の中でジャンケンに勝って1番に1番大きいナスを選んで採ってきた、
とたて続けにテンション高めに語っていきました。

ナスをおいしそうに1番たくさん食べたのも次男です。
”ジャンケンに負けまくって残り物”でなった人気のない栽培委員だそうですが
次男にはぴったりのように思えます。

その日、別のことで気分がどんよりしてはいましたが、
寝る間際にまた例の「オレのナス」の紙が目に入り
まあ良しとしよう!という気分になれました。次男に感謝です。